結成4年目の快挙! 質の高さで大舞台公演が実現

西宮市地域情報誌2016年 3・4月号『宮っ子』山口版より 転載

「活動の源は市民の協力でしょう」

Q 市民ミュージカル劇団の『希望』が大舞台の県立芸術文化センターでの公演(9月8、9日)が決まりましたね。結成から4年目の快挙ですが、感想をお聞かせください。

高井 この町の活性化のために劇団を立ち上げました。今までいろいろな所でやってきましたが、小さな町での劇団の運営は苦しい何手ものではありません。引き受けたことを何度も後悔しながら、劇団員と共に何とかやってきました。”無から有”なんて神様の世界ですよ。

Q ご苦労を重ねながら山口ホールなどでの数々の公演、その活動の原動力は?

高井 僕は20歳ぐらいから創作を始め、宝塚歌劇団や商業演劇の作品を手掛けてきたから、そのキャリアが生かせたのでしょうね。

Q 素人の市民を歌って踊れて演技のできる劇団員に育成するのは大変ですね?

高井 劇団員には大きな目標を持ってもらうことです。練習は苦しいが、公演で達成できれば喜びになる。人間が育つのです。質の高い作品を鑑賞することで観客の目も肥えてきます。結果は、はっきり見えてきます。

「9月8、9日に決定 芸文センターでの公演」

Q 山口という小さな町で劇団員集めにも苦労されていますが、劇団員の出身地は…?

高井 出身地なんて関係ないですね。この町で旧市民・新市民なんてよく聞かれますが、文化を語るには全く意味のないことです。つまり個人が集まってミュージカルを楽しめばよい。ミュージカルが好きな人は、どうすれば楽しむことができるかを考えれば、おのずと解決するでしょう。

Q わずか4年5ヶ月で育て上げた劇団を今後、どのように育成、運営すべきでしょうか。

高井 僕も若くはないが、続く限り情熱と愛情を注ぎたい。そのエネルギー源は市民の協力でしょう。山口の町を陸の孤島・文化不毛の土地なんて言わせたくない。未来の子供達のためにも…。

Q 地域の文化活動を高く評価されて、県や市からいろいろと顕彰されていますね。

高井 但馬にミュージカル劇団を創立して20年。昨年は「夢但馬2014」というイベントに参加して、豊岡市民会館で3千人を集めて大成功させました。山口では山口ホールの活性化を目標に「有間皇子物語」を成功させ、受賞はそのご褒美でしょうが、劇団や講演会、すべての関係者への賞でしょう。

Q 昨年末に転倒されて右手首を骨折されましたが…。

高井 本当にアホなことをやらかしました。今は良くなりました。ご心配をお掛けしました。薬はお酒です。(笑)

Q 9月の芸文センターでの公演を期待しています。

高井 このホールは県が誇る素晴らしい劇場です。9月8日(木)、9日(金)の2日間です。ぜひ皆さん、お誘いの上に、お運びいただければ嬉しいです。

*芸文センター = 兵庫県立芸術文化センター

Q = 福本良一 編集員

高井 = 市民ミュージカル劇団『希望』代表 高井良純


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